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特定秘密保護法案、「第三者機関」は、裁判所に設置せよ!

特定秘密保護法案、「第三者機関」は、裁判所に設置せよ!
                                          水口好久
 特定秘密保護法案をめぐる論点を整理し、現在上程中の内閣提出法案と異なる法案のか基本的考え方を提案する。

○国民の生命財産を保障するため、防衛、外交、テロ対策に係る事項について、特定秘密事項として一定期間の秘密保護を図り、これに違反する者を刑事罰の対象とすることを目的とする。

○行政機関が、関係事項について特定秘密事項に指定する場合、国民の知る権利(以下「権理」と記す)を制限することとなるので、指定事項の範囲は可能な限り狭く、保護期間は可能な限り短期間とするなど、抑制的に運用される仕組みを担保する必要がある。

○抑制的運用を担保するための仕組みとして、司法機関に特定秘密指定審査承認機関を設置する。
<論点は、当該秘密事項に関して「国民の知る権理」と「秘密指定を行うことにより国益(国民の生命財産の保障等)の損失を防止する」のいずれに重きがあるか秤量する妥当な手続きは何か、といえる。
 第三者機関として、「内閣総理大臣が第三者的に関与」というのは、「堯舜の治世」が理想であっても、「日米関係に大きな不信と沖縄県民を愚弄した総理」「原発事故に独善的かつ感情的な対応に終始した総理」を目の当たりにした国民は受け入れることはできない。
 公正取引委員会等のような国家行政組織法第三条機関の監査委員会を設置するというのは、委員の選任にあたり、行政機関の恣意、国会の与野党勢力情勢などに左右される可能性が高いという弱点がある
 妥当性を客観的に判断するのは、議院内閣制下の立法府よりも、司法機関・裁判所の方が合理的であり国民的理解を得やすいと考える。

○秘密指定(秘密指定期間の再延長・30年以内を含む)の手続きは、東京高等裁判所に「特定秘密指定審査部」(以下、「審査部」という)を設置し、行政機関は、特定秘密事項指定の承認申請を審査部に求め、審査部は審査、秤量の結果「否承認」、「5・10・15・20・25・30年間指定」と5年刻み最長30年の指定承認を行い、指定承認事案の「指定番号等」を公示し、指定期間が終了した場合、当該事項を公開する。

○30年を超えて秘密指定期間を再延長(最長30年)する手続きについて、行政機関は内閣に当該事項の秘密指定期間延長の「閣議決定」を求め、内閣総理大臣は、「秘密延長の閣議決定」の是非判断を最高裁に求める。

○最高裁は、内閣総理大臣から「秘密延長の閣議決定」の是非判断を求められた場合、小法廷で審判し、「否」(3人以上の判事が延長反対の場合)とする場合、内閣総理大臣に閣議決定の取り消しを求める。
 小法廷で「是」(3人以上の判事が延長賛成)とする場合、大法廷に回付する。
 大法廷で「否」(8人以上の判事が延長反対)とする場合、内閣総理大臣に閣議決定の取り消しを求める。
 大法廷で「是」(8人以上の判事が延長賛成)とする場合、内閣総理大臣に「妥当決定」を通告する。
<国際関係の変化等を踏まえ、30年後の行政府の「閣議決定」の妥当性を客観的に判断するのは、議院内閣制下の立法府よりも、司法・最高裁判所の方が合理的であり国民的理解を得やすいと考える。
 こうした大法廷の決定は事実上の「判例」であり、内閣が秘密指定延長を行う場合の基準として、実定法と同様の機能をもつと考える。
 また、手続きに際して「秘密事項」を知見する者の数も少なく、将来にわたる「守秘」の信頼性もきわめて高いといえる。>

○この法律に違反した容疑の捜査については、東京地検特捜部が行い、逮捕令状、捜索令状等の発給は、東京高等裁判所・審査部が行うこととし、「秘密事項」を知見する関係者を可能な限り少数にすることとする。

○この法律の趣旨に鑑み、内閣提出法案ではなく、議員提出法案とする。
                                           
                                               以 上

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